松山市にあるクレープ屋CREPE & CAFE Hi5です
道路工事は年中どこかしらで見かけますよね?
道路の状態が悪くなったり、電線を地下に埋設したり。
工事はもちろん長期にわたって施工されます、その間一日の終わりには
道路を仮設(穴を埋める)したりするんですけど、目の不自由な人がたよりにしている点字ブロックの仮設は無いんです。
何故なのでしょうか?
先日たまたま店の前で水を撒いてたら白い杖を持った50代ぐらいの夫婦が(ご主人が前を杖で模索しながら歩いて、奥さんがご主人に寄り添うような感じで)通りかかりました。
店の前はご覧のように点字ブロックは無く、その先にはカラーコーンで立ち入り禁止に、しかしそのことを知らせる点字ブロックもなく、カラーコーンで仕切られた歩行スペースも人が離合するのがやっとの広さ。
僕は盲目を体験したことないですけど、この障害物を乗り越えて目的地へ行くにはかなりの難関ですよね。いつも点字ブロックをたよりに通ってた道の【道しるべ】が無いんですもの。
僕はすかさず声をかけました
「こんにちわ、この先歩道の工事中で点字ブロックが途切れてます、よろしければ目的地付近の点字ブロックまで誘導しますので僕の肩につかまってください」
すると夫婦は「そうですか、ではお願いします。」と、三番町店から150mぐらいの場所まで誘導をしてほしいと頼んできました。
その道中もささいな段差があれば「下りの段差が一段あります、上りの段差が一段あります」と、声をかけながら目的地まで誘導してたら近くを通りかかったおじさんが
「にいちゃん偉いな!にいちゃんどっから誘導しよん?」と、話しかけてくれました。
僕は「そこの角でクレープ屋さんしよるんよ、ご夫婦が目の前を通ってたから安全なところまで案内しようと思って」
と、言うとおじさん
「偉いな!儲けるとええなクレープ屋!」って去っていきました。
儲けるといいですクレープ屋。
そして三番町に付くものの、肝心の三番町の歩道には点字ブロックが無い!
「あれ?三番町に付きましたが、点字ブロックないですよ?」
と、僕が言うとご主人は
「そうそう、三番町は無いところもあるけど、いつも通り慣れてるからここから先は大丈夫よ」と、深々とお礼をしていきました。
白杖頭上50cm
これは盲目の人がSOSを出すときに示すサインみたいです。
僕も実際は見たことないですけど、もしこのような場に遭遇したら率先して手助けできるように日々いろいろな目線で物事を見るようにしています。
今回、ご夫婦に感謝されたことはすごくうれしかったですし
より誰もが住みやすい街に少しでも近づけるといいなぁって思います。
皆さんも、僕と同じ状況になったら手を差し伸べてると思います。
点字ブロックの仮設、また交通量が多い場所や公共施設の付近では
それなりの対処が必要だと感じました。
調子にのったこと書いてすいません。
今日からかき氷販売しますのでよろしければ来てください。
この記事を書いた人
-
2011年の東日本大震災をきっかけに【便利になりすぎた日本】で何不自由なく当たり前のように生きている自分が嫌になり言葉も地理も分からない東南アジアを携帯電話やインターネットの環境も断ち、2カ月間バックパッカーをして何も無い体一つの状態で生活してみる、そこで沢山の人々と接して生活していくなかで人とのコミュニケーションの大切さを知る。
コミュニケーションの大切さや日本の良さ、これからの日本のあり方を若者やお年寄りの方と話し合えるような場所、人が集まるような場所を作りたくて「老若男女集まるにはクレープ屋だ!」と、思いクレープ屋をはじめる。
多くの人に生きる喜びを伝えていきたいです。
このままでは人間は人工知能に支配される。と、本気で思っている(笑)
最新の投稿
- 未分類2023.09.30理想と理解
- 未分類2023.09.30恩返しではなく、恩送り
- 未分類2023.07.01ついこないだまで高校生だったのに
- 未分類2023.06.30人生だいたい思い通りになる説