松山市クレープ
と言えば
Hi5
と、なるまでにはあとどれくらいかかるのでしょう?
それはさておき、コミュニケーションの必要性や、人生におけるきっかけの場を作りたい。
と、思いながら日々営業していますが、ひょんな事から海外留学中にホームレスになった方と出会いました。
今日はその彼女について書いてみたいと思います。
~一部抜粋~
アイルランドで働いていた職場が急に潰れ、帰る場所が無くなりました。身知らぬで急に襲いかかる絶望。それまで当たり前にあったベット。机。お風呂。キッチン。走り出そうとした瞬間、目の前にあった当たり前が一瞬にして消え去りました。
「人って帰るところが無くなるだけで…」言葉にならないくらいの今までに味わった事の無い感覚でした。定住地が見つからないホームレス生活は正に不幸のどん底に落ちていました。
そんな時私の人生を変えてくれたのはシェアハウスの1人のオーナーさんでした。ポーランド人のPaulでした。
私の全てを理解してくれて、毎日潰れていた私と向き合ってくれて、毎日何もない私のためにご飯を作ってくれました。「お金なんていいから英語を学んで帰りなさい」と数えきれない人と繋いでくれました。
だから今の私がいます。
どうですか?気になりますよね?
すごく気になりますよね?
海外生活において【お金】【仕事】【住む場所】を失ったからこそ。
人の優しさに触れることができたのでしょうか?
受け入れてくれる場所があったからでしょうか?
今、彼女は無事に帰国して、同じように人生で立ち止まった人たちと交流が出来その1歩1歩を支援していけるようなゲストハウスが作りたくて
クラウドファンディングで資金を集め
日本をヒッチハイクで旅して
たくさんのゲストハウスを見てまわり
自分も誰かの役に立てるゲストハウスを作るのが夢みたいです。
素敵ですね~。
彼女のクラウドファンディングの詳細はこちら↓
ホームレス女子医大生、家を求めて日本一周!
彼女を知ったのはインスタグラムでした。
どちらが先に【いいね】を押したのかはわかりません。
僕も将来ゲストハウスをやりたい夢があって、たまたまゲストハウスのタグが目に留まったのか?
はたまたクラウドファンディング経由でインスタグラムを見つけたのは覚えていません。
ただ、気づいたら僕は彼女にメッセージを送ってました。
「愛媛に来た際は是非お話を聞かせてください。」
そして昨日、彼女は昨日の夜に愛媛入りし
かなり遠い距離からお店を目指し歩いて会いに来てくれました。
まず、海外でホームレスになるのはどんな気持ちなのか?
どうやって帰国までたどり着いたのか?等、いろいろなお話を聞かせてくれました。
中でも衝撃的だったのが、「ブログやクラファンには書いてないのですけど・・」と前置きをして話し始めました。
「わたしは吹奏楽をやっていました。音楽を聴くのはとても好きでした、アイルランドでも路上で演奏してる方のそばでずっと音楽を聴いていました。そこで出会ったおじさんに事の発端を話してみると、おじさんは使わなくなったトランペットをくれたのです。」
僕は聞きました。
「優しいおじさんだね、これあげるから稼いでみなさいって事かな?ところでトランペット奏者なの?」
彼女は
「トランペットは吹いたことなかったです、でも命がけなんで覚えるしか無くて・・・」
僕
「え?それで帰りのチケット代稼いだん?」
彼女
「まあそんな感じです」
できますか?命がけのトランペット。
そこでトランペットが無ければ?
自分が音楽に興味が無ければ?
彼女だからこそすべての問題をクリアできたと言っても過言ではないですよね?
そんな貴重な体験を、わざわざ足を運んで一泊して道後温泉に入って早朝すぐに旅立ちました。
彼女は2年以内に関西でゲストハウスを作りたいみたいなので、いろいろと僕も刺激をもらいました。
「今は大阪でシェアハウスに30人程で住んでいますのでいつでも遊びにきてください、たこ焼き焼きますからww」
と、本当に人の繋がりや人生を楽しんでるように見えました。
旅人の話は楽しい、まるで映画のような物語がたくさん聞けます。
冒険、挑戦。本当に大切な事だと思いました。
もちろん、それらに対する知識や経験も大切です。
これからも、たくさんの物語が聞けますように。
インスタグラムのメールで、日本一周してる途中わざわざ会いに来てくれる。
それにも驚きました。
彼女はまだ大学の3回生なので卒業までもう少し学業に専念するのか?
はたまた大学を辞めてやりたいように生きるのか?
凄く悩んでました。
いろんな想いと葛藤しながら、人生を選択していく。
決められた道を淡々と進んで行ったほうが楽ですし安心です。
自分と照らし合わせても決断には時間がかかりそうです
とにかくいい話が聞けました。
最期にもう一度、彼女のクラウドファンディングを張り付けておきます。
ホームレス女子医大生、家を求めて日本一周!
この記事を書いた人
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2011年の東日本大震災をきっかけに【便利になりすぎた日本】で何不自由なく当たり前のように生きている自分が嫌になり言葉も地理も分からない東南アジアを携帯電話やインターネットの環境も断ち、2カ月間バックパッカーをして何も無い体一つの状態で生活してみる、そこで沢山の人々と接して生活していくなかで人とのコミュニケーションの大切さを知る。
コミュニケーションの大切さや日本の良さ、これからの日本のあり方を若者やお年寄りの方と話し合えるような場所、人が集まるような場所を作りたくて「老若男女集まるにはクレープ屋だ!」と、思いクレープ屋をはじめる。
多くの人に生きる喜びを伝えていきたいです。
このままでは人間は人工知能に支配される。と、本気で思っている(笑)
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