ゲストハウスやりたい

私の祖父が住んでいた囲炉裏のある古民家で

ゲストハウスをやろうと思っていまして。

以前6年程前にもゲストハウスをやってみたくて

市役所の建築課に行ったのですが知識がなさ過ぎて

建物は古いし、図面や建築確認書類なども残ってなく

「無理ですね」と、門前払いされてしまいました。

6年の月日が経ち

わたくし再チャレンジしてみようと思ったのです。

 

10年程前に海外を旅行していたいとき

ゲストハウスという安宿に大変お世話になりまして

簡単にゲストハウスを説明すると

・値段が安い 

地域によって差はありますが、ほとんどのゲストハウスは一泊で2000円~3500円といったところ。 連泊することで割引をしてくれるゲストハウスもあるので、長期の滞在でも宿泊費を抑えることができます。(マレーシアで泊ったゲストハウスはオーナーさんが大盤振る舞いすぎて格安になった)

・相部屋がある

ドミトリーと言われる大部屋で二段ベッドや、布団を敷いてほかの旅行客たちと雑魚寝したり形式は様々。

(僕はコミュ障なのでドミトリーに泊った事がない)

・サービスは必要最低限

ベッドメイクはもちろんその他のサービスも自分たちでする。

お金を払えば洗濯してくれる宿もあるが、そのサービスもバラバラ。

・海外の観光客とコミュニケーションがとれる

宿泊客の集まるリビングルーム(共用スペース)では旅人同士の交流が生まれます

これがホテルや旅館にはない、ゲストハウスならではの魅力です。

どこから来たの?いつまで滞在するの?明日はどこ行くの?

その場で出会って、一緒に旅をする予定を立てる人も多いです。

 

そんなゲストハウスを僕も一度はやってみたくて

今年、やります!

6年前より変わった事と言えば【民泊新法】ができたことです。

民泊新法は2017年6月に成立し2018年6月に施行されたので

つい最近のことですね、旅館業法より手続きのハードルが低いのが民泊新法です。

しかし民泊は人を宿泊させる日数を年間180日以下に制限しないといけないのです。

ともあれ、法律や規定は読めば読むほどわからなくなるので

まずは行動してみて、その法律の意味や問題点をその都度解決していこうと。。。

 

さっそく今月の21日に保険所に行き、ゲストハウスがしたい!

と、伝えると民泊の管轄は【県】旅館業法は【市】と、言われました。

県の建築課、観光物産課に行って民泊新法についてお話を聞く。

ゲストハウスをするのに旅館業法でやるのか?

民泊新法でやるのか?で手続きが大きく変わってきます。

どちらにせよ図面が必要なので

「手書きでも構いませんので持ってきてください」とのこと。

 

図面を作ってみたが・・・

明らかにこれじゃ怒られそうなので

よくお手伝いをしてくれる学生、たっくんを召喚し、一緒に図面を作成することにしました。

メジャーで各部屋、外観を計測して

エクセルで素人ながらに図面を作ってみた。

28日、再び県の建築課と観光物産課に行き

この図面を見せると、「ふむふむ行けそうですねぇ」と規定のチェックリストを確認。

 

民泊は行けるのか・・・しかし180日の壁・・・ぶち壊したい。

そう思いながら市役所の建築課に行き図面を見せて

旅館業法を取りたい旨を伝えると・・・

やはりハードルが一気にあがる。

まずトイレの数、収容人数に応じて数に規定がある。

  • 5人以下: 便器2個
  • 6〜10名 : 便器3個
  • 11〜15名: 便器4個
  • 16〜20名: 便器5個
  • 21〜25名: 便器6個
  • 26〜30名: 便器7個

部屋に窓が必要

・採光(外からの光は入るか?)

・換気(空気の入れ替えはできるか?)

・排煙(火災の時に煙が外に逃げるか?)

難しい計算式を見せられながら

それぞれの部屋で、この3つをクリアしないといけない

次に壁は耐火構造でなければならないので

準耐火構造の壁を設置しないといけない(壁は天井裏2階の床に届くまできっちりしてくださいね)

これが結構費用かかるみたいで断念する人も多いそうです。

 

ともあれ、空家になってる祖父の家を空家のままだと勿体ないし

誰かが出入りしていれば傷みにくいかなぁ?と、宿にしたいだけなので

最初からそこまで費用かけることもないかなぁ?と思ってます。

政策があれば対策もある。

抜け道を役人さんに聞いても

教えてくれるはずもなく・・・とりあえず今日はここまで。

近いうちに道後でゲストハウスしている知人が話を聞いてくれるそうなので

それまで色々と自分なりにできること、調べられることをしてみたいと思います。

この記事を書いた人

岩井 隼人
岩井 隼人CREPE & CAFE Hi5 オーナー
2011年の東日本大震災をきっかけに【便利になりすぎた日本】で何不自由なく当たり前のように生きている自分が嫌になり言葉も地理も分からない東南アジアを携帯電話やインターネットの環境も断ち、2カ月間バックパッカーをして何も無い体一つの状態で生活してみる、そこで沢山の人々と接して生活していくなかで人とのコミュニケーションの大切さを知る。

コミュニケーションの大切さや日本の良さ、これからの日本のあり方を若者やお年寄りの方と話し合えるような場所、人が集まるような場所を作りたくて「老若男女集まるにはクレープ屋だ!」と、思いクレープ屋をはじめる。

多くの人に生きる喜びを伝えていきたいです。

このままでは人間は人工知能に支配される。と、本気で思っている(笑)

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